川村透の週刊ブログ

2013年09月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 27 28
29 30          
 

バックナンバー

それ以前

2004年12月

2004年12月27日

134. パソコンは自分で組み立てる

「ワァンワァンワァン・・・」(パソコンのファンの音)
「うるさいなあ、もう」
知り合いに譲ってもらった自作パソコンがそろそろガタがきていたので、今回は思い切って自分で組み立てることにした。パーツから自分で選んで買ってきて組み立てるのだが、本を買い、雑誌を読み、ショップに足しげく通って知識を集め・・・。出費はしめて五万円だ。これで動かなかったら・・・とヒヤヒヤしながらもケースのふたを開け、分解をはじめる。2日くらい悪戦苦闘して、ようやく画面が立ち上がったときは、感動!
何でもそうだが、自分でいちから作り上げるのは、なんとも気持ちのいいものだ。精神衛生上とてもいい気がする。自分は、やっぱり自分で作り上げるのが好きなんだと実感。税金の申告も会社がしてくれているときは何かキツネにつままれたようだったが、自分でやるようになってしくみがわかって楽しくなった。
自分でつくる喜びはイイ。やはり私にはアーチストの魂が流れている(笑)。

2004年12月27日 23:38 | コメント (0)

2004年12月19日

133. 地方にあって、都心にないもの

先日、東名道大井松田のそば、第一生命情報システム(株)で講演をさせていただいた。
参加者は270名、99%が女性という、ステキな(!)場だった。
地方になって、都心にないもの――それは日本女性の奥ゆかしさだ。
ちょっと控えめで恥ずかしがり屋さんが多いのだが、気配り、言葉使い、立ち振る舞いなど、
どれにも、「日本女性が昔持っていたはずだが、いま失われつつあるもの」を感じた。
聞くと、採用はほぼ通勤圏内の地元の人たちであるらしい。
これは土地柄なのか、それとも研修の成果なのか・・・。
東京や都市部で会う女性は、皆、優秀で、仕事もでき、たくましい。
それはそれで結構なことだが、その中に「日本的」なものを感じさせてくれる人は少ない。
いつも地方の都市でこうした「日本を感じさせてくれる」人たちに会うと、とてもホッとした
気分になる。都会の女性の皆さんに告ぐ。日本女性のよさを失わないで!

2004年12月19日 23:37 | コメント (0)

2004年12月13日

132. 立脚点と視点

先日、父の親しい60代の人生の先輩と話をしていて、翻訳の話になった。その方いわく、
「standpointとviewpointは違うのに、両方とも”視点”という言葉になっている。それはおかしい」
というものだった。確かに。
standpointは、立脚点、つまりどこに立ってものをみるか、立ち位置、立場であり、viewpointは
立場を問題にはせず、ただ自分がどうみているか、視点なのだと思う。
立ち位置が違えば、同じ視点を持っていても、意見は違うこともあるのだ。
翻訳をしていると、ついひとつの単語の意味より、文全体の意味がとれればよし、という
姿勢になりがちがだが、こういった微妙な意味の違いは、見落としてはいけないと気持ちを引き締めた。
たまには、世代の違う人と話してみるのもいいものだ。

2004年12月13日 23:36 | コメント (0)

2004年12月06日

131. マニュアル通りの対応にがっかり

いつも仕事でいく赤坂見附のホテルN。

先日、ちょっと両替(といっても、100円を10円玉にするだけです)を、と思いフロント前にいくと、ちょうどチェックインのお客様が多く、目の前には2,3組の列が。
こっちも急いでいたので、そばのベルボーイに100円をみせながら声をかける。

「あの、これ10円にしたいだけなんですけど」
「すみません、順番で御願い致します」(ったく!気の利かんホテルじゃ)
がっかりして、列で待つ私。

と、そこにちょっと年輩の、少し偉いと思われるマネジャーさんが通り
「お待たせして申し訳ございません」と気遣ってくれる。
(おぉ、客の気持ちがよくわかっていらっしゃる。さすが)
と思い、
(よし、ダメ元で聞いてみよ)
「あの、これ両替したいだけなんですけど」
「ああ、そんなことならすぐに」

なんと、彼は自らカウンターの後ろに回り、チェックインの応対をしているスタッフの脇で10円をつかみ、
そして私に渡してくれたのだ。
「ありがとうございます!」
私はとっても嬉しくなった。

こんなことで、ホテルの印象はがらりと変わる。
そして、こんな些細なことから、ホテルがゲストをどう考えているのかが伝わってきてしまう。
外国人や著名人もよく泊まり、国際的にも知名度のあるホテルN。
それだけに、脱マニュアル化を強く望む。

2004年12月06日 23:35 | コメント (0)


講演のご依頼は、講演依頼.com から受け付けております
講演会・講師紹介の講演依頼.com  講師:川村透プロフィール

担当者より: 川村さんの講演は、楽しい中にも学びがある、そんな90分です。私が直接、肌で感じた感想をお伝えします。「こんな意図を考えているんだが」「こういう気づきをしてほしい」などどうぞお気軽にお問い合わせください。