川村透の週刊ブログ

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2005年10月03日

174. 誰にでもわかる言葉

先週は茨城県の公立中学校で話をさせていただいた。全校生徒1年から3年生まで。それとご父兄。会場は体育館だ。相手は中学生なので、あらかじめ内容はやさしくしてあった。そしていざ開始。前に立ち、生徒さんの顔をみて驚いた。前から見て右側に1年生、左側に3年生が座っているのだが、まるで顔つきが違うのだ。いわば小6と高1にいっぺんに話しかけるようなものなのだ。大人相手だと、多少年代が違えば気を使ったりするが、中1と中3ではまったく異なる。話しながら「いったいどこにチューニングを合わせて話したらいいんだろう」と戸惑いながら、できるだけ噛み砕いて話をすすめた。幸い、生徒さんも興味をもって聞いてくれ、よかったが、終わった後、校長先生にその疑問をぶつけてみたら「中1、中3とは意識せず、とにかく誰にでもわかる言葉で話すようにしている」と言われた。校長先生は、全校集会などで、全生徒さんの前で話すことも多いだろう。そのご苦労を身をもって感じさせていただいた。
しかし、この「誰にでもわかる言葉」はビジネスでも同じ。難しい言葉を並べればいいのではない。その点小泉さんはうまいと思うが、つねに小学生にもわかるように言葉や考え方を置き換えて話すようにしたいものですね。

2005年10月03日 00:24

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