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2005年10月10日
175.僕がやったんじゃない
犬の散歩中、公園での出来事。小学5年生くらいの子達5,6人がサッカーをしていた。犬がそっちのほうへいくのでついていくと、ふと足元に食べたあとのガムが。明らかにまだ新しい。僕は「これ、ボクが出したの?」と聞いた。すると「ううん、ボクじゃない」との答。「でも、君たちの誰かが出したんだよね、きっと」
「・・・」「このままにしといたら、誰かの足にくっついちゃうよ。犬が食べちゃうかもしれないし」
ここでボクはどうしようかと考えた。「僕たち、ダメだよ」と叱って終わろうかと思ったが、相手を巻き込む作戦にでた。「ねえ、誰か紙くずもってない?これ包むから」するとそばにいた子が、自分らのおやつの入った袋からアメの包みを出してくれた。内心僕は少しほっとした。「ありがとう、じゃこれとっておくからね。あとで捨てておいてね」そういって包んだガムを彼らに渡した。
「ボクがやったんじゃない」このせりふ、大人の社会でもよく耳にする。自分が直接やってないから関係ないという立場だ。でも自分の遊び仲間や一緒にいる誰かがやったことなら、その責任をとるという姿勢は、ぜひ子どものうちから身につけてほしいものだ。大人になってもこういい続ける人、結構多いですよね。僕はブッシュ大統領も、地球温暖化が進んでいるのに「うちのせいじゃない」と言っているように思えてならないのですが・・・。
2005年10月10日 00:25
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