川村透の週刊ブログ

2013年09月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 27 28
29 30          
 

バックナンバー

それ以前


« 174. 誰にでもわかる言葉 | 176.なぜ、スタバのテーブルはガタつくのか? »

2005年10月10日

175.僕がやったんじゃない

犬の散歩中、公園での出来事。小学5年生くらいの子達5,6人がサッカーをしていた。犬がそっちのほうへいくのでついていくと、ふと足元に食べたあとのガムが。明らかにまだ新しい。僕は「これ、ボクが出したの?」と聞いた。すると「ううん、ボクじゃない」との答。「でも、君たちの誰かが出したんだよね、きっと」
「・・・」「このままにしといたら、誰かの足にくっついちゃうよ。犬が食べちゃうかもしれないし」
ここでボクはどうしようかと考えた。「僕たち、ダメだよ」と叱って終わろうかと思ったが、相手を巻き込む作戦にでた。「ねえ、誰か紙くずもってない?これ包むから」するとそばにいた子が、自分らのおやつの入った袋からアメの包みを出してくれた。内心僕は少しほっとした。「ありがとう、じゃこれとっておくからね。あとで捨てておいてね」そういって包んだガムを彼らに渡した。
「ボクがやったんじゃない」このせりふ、大人の社会でもよく耳にする。自分が直接やってないから関係ないという立場だ。でも自分の遊び仲間や一緒にいる誰かがやったことなら、その責任をとるという姿勢は、ぜひ子どものうちから身につけてほしいものだ。大人になってもこういい続ける人、結構多いですよね。僕はブッシュ大統領も、地球温暖化が進んでいるのに「うちのせいじゃない」と言っているように思えてならないのですが・・・。

2005年10月10日 00:25

コメントを投稿



※コメント入力の際には、本文中のリンクはご遠慮ください(SPAMフィルターによってはじかれます)。




講演のご依頼は、講演依頼.com から受け付けております
講演会・講師紹介の講演依頼.com  講師:川村透プロフィール

担当者より: 川村さんの講演は、楽しい中にも学びがある、そんな90分です。私が直接、肌で感じた感想をお伝えします。「こんな意図を考えているんだが」「こういう気づきをしてほしい」などどうぞお気軽にお問い合わせください。