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2005年03月14日
145. 介護保険にムダあり!
うちの父親は脳梗塞で右麻痺のため、介護保険のお世話になっている。
介護保険では、1とか2とか3とか、症状によってランクがあり、それにより使えるポイントが決まる。
ポイントとは、介護保険で受けられるサービスがポイントで重みが決まっていて、料理や部屋の片付けが○点、入浴介助が○点という感じだ。とても助かっているのだが、ひとつ腑におちないことがある。それは「ベット」のことだ。これも介護保険の負担で、毎月数百円くらいの安い金額でベットのレンタルができるのだが、最初カタログをみて驚いた。どれも立派な電動式で、背もたれがあがったりする機種・・・しかないのだ。父は体が不自由とはいえ、起き上がるくらいは自分でできるので、そんなものはいらない。でも「どうせ保険ででるから」と介護ショップの人は言う。結局必要もない、立派なベットを借りることになるのだが、利用者が負担しない分のベット代は、どこから業者に払われるのか?それは皆さんの納めている介護保険だろう。それで得をするのは、業者さんだ。そんな高機能のベットなど必要ない、もっとシンプルなのでいいという人は、きっと多いはず。だってそんな背もたれが自動で動く機能を使うような人って、よっぽど症状が重い人でしょう。元気な人で、介護保険のお世話になっている人もたくさんいるはず。こんなところに税金の無駄がある。まさが業者さんは、お金が入るのに自分から「もっと安いのにしましょう」とは言わないだろうから。猪瀬さんみたいな人が、もっとたくさん必要かも、この国!
2005年03月14日 00:03
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