川村透の週刊ブログ

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2010年10月16日

宮崎市役所 地域まちづくり推進委員会(2回目)

またまた宮崎にやってきました。空港に降り立つと天気は快晴。二度目ともなると、どこか懐かしい感じがしてきます。さて、今日は地域コミュニティ課主催「地域まちづくり推進委員会 人材育成研修」、『発想転換トレーニング~もののみかたは十人十色』の2回目です。前回同様参加者は30名ほど、最初「ちょっと前回の人たちよりおとなしいのかな」と思いながら、おそるおそるのスタート・・・。ところがやはり根は明るい宮崎の人たち、すぐにほぐれ、とってもやりやすい雰囲気となりました。「はいっ」と元気よくお返事いただいたHさんはじめ、実に活発な皆さんの勢ぞろいとなりました。後半の「ナイフとフォーク」のワークでは、またまた皆さん大奮闘。「ソフトクリーム!」「宮崎空港!」などの難題に、いかんなくチームワークを発揮。この体を動かすワークって、とても人の心をほぐし、つなげるのに役立ちます。ぜひ皆さんの現場でもトライしてみてください。最後のワークショップでは、その場でグループになった3人で「2020年のわが町では・・・」というテーマで、理想の町のイメージを考えていただきました。「3世代がつながった町」「医療費がゼロの町」「カジノで無税の町」「公民館に娯楽から温泉まですべてある町」「自転車ですべての用が足りる町」など、具体的にイメージできる楽しい町のアイデアが挙がりました。普段の話では、どうしても現実の制約にとらわれ、何かをしようとしても制約ばかりが目につき、議論が進まないこともあろうかと思いますが、たまには「本当などうしたいか」からスタートし「それを実現するには、いまどんなことができるか?」という順番で考えると、議論が楽しくなるかも知れません。
今回、「まちづくり」というテーマに触れ、私なりに感じたこと:

・年配の皆さんが場を仕切っているのかと思いきや、案外、自分の意見があっても、それを言わないで様子を見ている人も多い。
・この世代の人たちの頑張り(ボランティアという心意気)をなんとかして若い世代の人に見せたい。つなげたい。
・いま、役員になっている年配の方ばかりに任せていては、次の時代につながらない。皆さんが若い人を巻き込むのももちろんだが、行政のしくみとしても、若い世代の人をまちづくりにふれるきっかけなどをつくってほしい
・何をするにも、結局は財源の話になる。補助金ばかり当てにしないで、地域でお金を生むしくみ(コミュニティビジネス)を考えていきたい。

今回、ご参加いただいた皆さん、および準備に御尽力くださった宮崎市役所の皆さん(写真)、本当にありがとうございました。とても楽しい研修でした。また、頑張って生きてきたシニアの皆さんにふれ、逆に私が元気をいただきました。たくさんの握手をありがとうございます。
宮崎の地、またぜひ踏みたいと思います。今後のご発展を心より願っています。また何かご相談あればいつでもメールください。
「頑張ろう宮崎!」

2010年10月16日 17:28

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