川村透の週刊ブログ

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2010年05月22日

富山第一銀行労働組合

5月22日(土)、富山観光ホテルにて富山第一銀行労働組合様に向けてのセミナーでした。
富山中心部は路面電車が通り、またこの4月に設置されたばかりという登録制のシェアサイクルの置き場がいたるところにあり、古きと新しきが混在した街です。セミナーは朝9時からだったので前日夕方に富山入り。このホテルは丘の上にあり、ネット接続もできない和室でしたが、かえってこういう環境のほうが集中できますね。夜更けまで推敲を重ねることができました。
翌朝朝9時前になると、ぞくぞくと若い人たちが集まりはじめました。今回は20代~30代前半の若い行員の皆さん約300名。若い方が300人集まると圧巻ですね。皆さん普段着の様子。とってもおしゃれでソフトな感じ。スーツを脱いだら銀行員にはみえません(笑)。
富山の方って背の高い方が多いのでしょうか。入場時はなんだか人柱をかきわけながらの登壇でした。今回のテーマは「ものの見方を変えてみませんか」。どの会社もそうですが、「失われた10年」といわれる世代をはさんでいるので、30前後の人のすぐ上が40代といういびつな組織構成のために、若い人たちに負担がかかってしまうので、なんとかこの状況を乗り切るきっかけとなるような話を、というご依頼でした。300人もいると普通はざわついたりするものですが、皆さんとても集中して聞いてくださり、やりやすかったです。
目の前に起きる問題やプレッシャーを、自分の捉え方で「プラスのきっかけ」に変える視点をモノにしてほしいです。最後に前列の男性から「少数派の意見を大勢に伝えていくのはどうしたらよいか」というご質問をいただきました。大勢に向けてメッセージを発信するときって、ついまとめてしまい、抽象的な格好のいいこと、本に書いてあるような一般論をしゃべりたくなるのですが、聞いている人にとっては、話し手の個人的な体験、感想、気持ちなどのほうを聞いたほうがおもしろいもの。ですからマスをイメージするのではなく、まずは目の前の一人に向けて、パーソナルなメッセージを発信したほうがかえって大勢に伝わりやすいです。こういうやりとりをたくさん増やしたいですね。90分おつきあいいただきありがとうございました。もしほかに聞いてみたいことがありましたら、遠慮なくメールくださいね。

2010年05月22日 18:29

コメント (1)

先日ははるばる遠い所までお越しいただき、素晴らしい講演をありがとうございました。
「様々な悩みを持って日々の業務を行っている若手行員が前向きに物事を考えていける様に」と言う、主催者側の意図が本当に良く伝わった講演会だったと思います。
フランクな導入でグッと参加者の意識を引き付け、途中もどんどん会場を回って参加者にマイクを向けたり、マジックを交えたりとで、あっと言う間の90分間でした。
何名かの参加者から感想を聞いてみましたが、「参加して良かった」「前向きな考えになれた」と言った嬉しい声が聞かれました。
今回の講演会を機に、1人でも多くの行員が明るく前向きに業務を行っていく事が出来たら良いと思います。
本当にありがとうございました。

富山第一銀行労働組合 早川 元

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