川村透の週刊ブログ

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2007年09月17日

263.お好み焼きを英語でどう言うか

前回も登場した「さとーさん」、じつは今月末からオーストラリアに短期留学!「じゃあちょっと英語をやってからのほうがいい」ってことで、日曜、新宿で急遽、留学準備英語レッスンをやることになりました。
彼女は、自分で「英語だけで考える」英語スクールとやらに通っていて、それはそれでためになっている様子。僕がつけてあげようと思うレッスンは、自分が向こうにいって、ありそうな場面をイメージして、その会話を一緒に作っていく、というもの。たとえばホストマザーにお土産を渡すとき、ご飯を食べて「おいしかった!」というとき、「お皿洗いましょうか」ってたずねるときなどのフレーズです。僕自身、高2のときにはじめてアメリカでホームステイをして、そのときの気持ちがよくわかる。もっとたくさん感謝したかったのに、Thank youだけしか言えなかったり、fifteen(15)と言ってるのにfity(50)と相手に伝わったり・・・。レッスンをしながら、自分の昔を、とても懐かしく思い出してしまいました。

そう、本題ですが。
彼女がお好み焼きを向こうでつくるというので、その説明をしたもらおうとしたときのこと。お好み焼きってどう説明しますか?彼女はうーんと考え込む・・・。僕「それはね、まずIt's like a pancake.って言えばいいよ」「パンケーキ!なるほど!」
ここで、「お好み焼きってのは、大阪の名物で、小麦粉の中にキャベツとか入ってて・・・」と説明しても伝わらない。ここで大事なのは、「相手が知らないものを伝えるときって、まず相手がイメージできるものを探すこと」。パンケーキといえば、「あーなんとなくイメージできるわ」ってことになります。

でもこれって英語だけじゃなく、コミュニケーションの基本。新しいアイデアを伝えるときなどは、自分の頭の中じゃなく、相手の頭の中にあるイメージを探すようにするといいですね。

さとーさん、オーストラリアでぜひ、自分を磨いてきてください!
いいなあ、僕もちょこっと留学、またしたくなりました^^
Have fun!

2007年09月17日 19:28

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