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2005年04月25日
151. 800円バーガーにみる演出
先日、モスバーガーの匠シリーズのハンバーガーを頼んだ。話のタネにはとてもおもしろかったので
いくつか書こう。
まず、時間限定であること。2時以降からでないと販売しない。これは「忙しいランチ時にそんな手間隙かけてられない」せいか。でもおそらく「それによりランチの客の流れを二度作るため」であろう。
そして待っていると「セッティングをします」と言って、店員が仰々しく高級な敷き紙とフォーク&ナイフをもてくる。「いったい何が始まるの」と周りの人は興味津々。そしていよいよバーガーの登場。一流レストランでコックが登場するように、宣伝文句いわく”熟練したスタッフ”が名前入りの名刺や、うんちくを書いた紙を持ってあらわれ、説明してくれる。お味のほうは、まあまあだった。
たかがファストフードのハンバーガーだ。しかし、それをわざわざフォークとナイフで食べさせたり、作ったスタッフが出てきて説明をしたり、この演出はおもしろいかもしれない。マックでは、絶対こんな手間隙かけることはできないだろう。
こうしたパフォーマンスの工夫は、学べるところが多い。「大手とは違う工夫をしたい」、そう思っている方、ぜひモスバーガーの演出を参考にしては?
2005年04月25日 00:08
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