川村透の週刊ブログ

2013年09月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 27 28
29 30          
 

バックナンバー

それ以前


« 150. スッぽかされたらスッぽかす? | 152.謎の△反射板 »

2005年04月25日

151. 800円バーガーにみる演出

先日、モスバーガーの匠シリーズのハンバーガーを頼んだ。話のタネにはとてもおもしろかったので
いくつか書こう。
まず、時間限定であること。2時以降からでないと販売しない。これは「忙しいランチ時にそんな手間隙かけてられない」せいか。でもおそらく「それによりランチの客の流れを二度作るため」であろう。
そして待っていると「セッティングをします」と言って、店員が仰々しく高級な敷き紙とフォーク&ナイフをもてくる。「いったい何が始まるの」と周りの人は興味津々。そしていよいよバーガーの登場。一流レストランでコックが登場するように、宣伝文句いわく”熟練したスタッフ”が名前入りの名刺や、うんちくを書いた紙を持ってあらわれ、説明してくれる。お味のほうは、まあまあだった。
たかがファストフードのハンバーガーだ。しかし、それをわざわざフォークとナイフで食べさせたり、作ったスタッフが出てきて説明をしたり、この演出はおもしろいかもしれない。マックでは、絶対こんな手間隙かけることはできないだろう。
こうしたパフォーマンスの工夫は、学べるところが多い。「大手とは違う工夫をしたい」、そう思っている方、ぜひモスバーガーの演出を参考にしては?

2005年04月25日 00:08

コメントを投稿



※コメント入力の際には、本文中のリンクはご遠慮ください(SPAMフィルターによってはじかれます)。




講演のご依頼は、講演依頼.com から受け付けております
講演会・講師紹介の講演依頼.com  講師:川村透プロフィール

担当者より: 川村さんの講演は、楽しい中にも学びがある、そんな90分です。私が直接、肌で感じた感想をお伝えします。「こんな意図を考えているんだが」「こういう気づきをしてほしい」などどうぞお気軽にお問い合わせください。