英語の個人レッスンをアレンジしていると、たまに「子どものレッスンをしてほしい」と親御さんが申し込みをしてくるケースがある。そしておもしろいのは、決まって彼らはこう言うのだ。「うちの子はぼっとしてまして・・・」「まったくやる気がなくて・・・」しかし、子どもさんに接してみると、とても素直で、やる気もあり、いい子だったりする。日本では、身内のことを少し下げて悪く言う文化があり、我が子のことをあまりよく言う親は少ない。しかし、アメリカでの親の会話を思い出してみると、自慢げに語ることはないにしても、決して卑下したような言い方を私は聞いたことがない。子どもに自分をきちんと扱うことを教えたければ、まず自分が子どもをきちんと扱ってあげよう。
2004年11月28日 23:33 | コメント (0)