先日、ある会社でもののみかたについてのミニセミナーをやって、そのあと意見交換をしたのですが、そこでとても発見がありました。
「これまでの人生で、何か自分のもののみかたが変わったような出来事があったか?」と聞いてみたところ、20代の人はあまり手があがらず、30代以上の人は「うんあるある」と共感するところがあるようで。
僕がいつもやっている「もののみかた」っていうテーマ、人生生きていていろんな経験を積んでいくうちに、自分でふと気づくときが誰でもあるのでしょうが、ただそれが早いか遅いかなんですね。
20代の人は「言っていることは頭ではわかるけど、実感がない」という感想。それに対しては、「もののみかたを変えたら、こんな得があったっていう、小さい成功体験を積みかさねることが大事なのかも」という答をしました。あと、彼らの腑に落ちるエピソードや言葉の選び方も大事なんだな、と気づきました。
逆に、40代以上の人にとっては、すでに知識では知っていることだけに、いかに原点に戻って、素直に受け入れてもらえるかが大事。
同じテーマでも、世代、その人の人生経験によって、受け取れるものは違うということ。
メッセージを発信する側にとっては、とてもよい勉強になりました。
いつもは一方的にしゃべって終り、というのがほとんどですが、終わったあとに、ただ「質問は?」というのじゃなく、こんな意見交換をするのもいいですね。
ご参加いただいた皆さん、遅くまでありがとうございました。
2006年11月27日 21:55 | コメント (0) | トラックバック (0)