川村透の週刊ブログ

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それ以前

2006年05月

2006年05月29日

206.境界型糖尿病?

人間ドックを受けたことはこの前書きましたが、その結果がきて「ん?」と首をひねりました。
血糖値の欄に「境界型糖尿病」の疑いあり、とあるんです。これは糖尿ではないが、健康でもない。その間の数値のこと。僕はたまたま、1泊2日のコースに入って「糖負荷検査」というのをやったので、これがわかったとか。これは、サイダーみたいな甘いジュースを飲んで、その後の血糖値の変化を60分後、90 分後と調べる検査。時間も負荷もかかるので、通常の健康診断や日帰りコースではやらない検査だそうです。
僕も空腹時の血糖値は正常だったので、もし通りいっぺんの検査だったら見逃してたかも、とぞっとしました。幸い、再検査をしたら、数値は正常だったので、少しでも気をつける意識があれば大丈夫のようです。
先日もNHKのクローズアップ現代でこの「境界型糖尿病」のことをやっていましたので、潜在的な患者さんはきっと多いのでしょうね。
甘いものが好きだったり、運動不足の皆さん。ぜひ「糖負荷検査」をやってください。空腹時の血糖値が正常だからって安心は禁物。
僕、甘いもの大好きなんだけどなあ・・・クッキー、おまんじゅう、プリンにケーキ・・・。うぅ今日のおやつはくずきりだ(一応気にしてるボク)

2006年05月29日 10:03 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年05月21日

205. 半田商工会議所で講演

先週は、愛知県の半田市にいってきました。お酢でおなじみのミツカンのあるところです。
商工会議所の青年部主催。80名くらい集まっていただきました。会場はつい先週オープンしたばかりの真新しい建物で、きれいな会場でした。「もののみかたを変えて、新しい自分に出会おう」といういつものテーマで、後半はとても盛り上がり、お陰さまで無事、成功に終わりました。

その後、場所を移して2次会へ。毎回、2次会でその土地土地のつわものにお会いするのがとても楽しみ。今回もまた、バラエティに飛ぶ人たちの集まりで、元ヤンキーのPTA会長、ハーレー乗りのとっぽいにいちゃん、武闘派弁護士、カーレーサー社長、饅頭やの若大将など、みなユニークな人たちばかり。
会の挨拶にはイナバウワーも飛び出し?イヤハヤ楽しいひとときとなりました。半田の人たちってカラッとしていて、人生の楽しみ方を知っていますね。僕もエネルギーを頂きました。夜3時前にホテルへ。泊まったビジネスホテルには大浴場があり、深夜でも熱いお湯に入れたのはすごく助かりました。
皆さん、本当にありがとうございました!とても楽しい時間でした。

2006年05月21日 10:47 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年05月15日

205.ドックカフェデビュー!

週末はあいにくの雨。りゅうの日課の散歩ができない。というわけで、多摩境というところになるドックカフェに車でいってきました。ドックカフェとは、犬を連れて入れるカフェのこと。スタバとかモスバーガーとかだと、犬連れだと外のベンチに座んなきゃいけないんですが、ここなら大丈夫。ただ唯一の不安は、りゅうはドックカフェ初デビューなので、ほかの犬にワンワン吠えないといいけど…。

席につき、コーヒーを注文。りゅうはあたりをキョロキョロ。そして2つ離れたとこに、おとなしくふせしている、大きな犬が目につくと、はじまりました。「わぉぉぉん!!」
 ミニチュアダックスって、体が小さい割には声が響くんですよね。お店の人は大丈夫ですよって言ってくれるも、あまり吠え続けるとちょっと気を使ってしまいます。そのつど「ダメ」と口をつぐむのですが「うぅぅぅ」と収まらない様子。
 まあしばらくして、おやつで釣ったりして何とか静まりました。ペットを飼う人が増えているいま、こういうお店がもっと増えればいいのに、と思います。それなりのマナーをしっかり教えなくてはいけないですけれど。
 ドイツでは、長距離列車に乗ったとき、犬がカゴもなしで、飼い主さんと一緒にイスにちょこんと乗っかり、旅行をしていました。日本もそうなると、犬を連れて講演にいけるのですが(笑)。講演の間はどうしてるのかって?もちろん、壇上で「伏せ!」ですよ。

2006年05月15日 10:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年05月08日

204.人の死とは?

連休中に、親戚のお見舞いにいった。
おじさんの奥さんで、年は60代。元気だったのに。いまはいわゆる「植物状態」だ。もうこの状態になって半年以上が経つそうだ。ある日の夕方、「お父さん、頭が痛いの」といったきり、倒れこんで、救急車で病院に運ばれ、脳内出血で即手術。そのとき以来意識はない。

病院のベットで、彼女に対面した。
目は開いている。自力で呼吸もしている。たまに自分で頭を上げようともする。手を握ると、握り返したりする。ただ、意識はないのだ(少なくとも、外からはそう見える)。目の前に手をかざしても瞳孔は反応しない。
旦那さんは、いつかは回復してくれる、と思って、車で3時間かけて、月に2回ほどお見舞いにくる。
入院費の自己負担も、月に15万円ほどかかる。
もし、皆さんの奥さんや両親が、こういった状態になったら、どうしますか?

これはとても難しい問題だと思う。
通常、この状態が1ヶ月以上続くと、回復の見込みはないとされるが、でも万に1つくらいの確率で、意識が戻った、というニュースなども聞く。家族はその可能性にかけたくなるのも当然だ。
だが、一方では、経済的、精神的負担が、残されたものに重くのしかかる。

でも、この治療を、周りの者が勝手にやめてもいいのだろうか。彼女の場合は、自力で息はしているので、点滴をやめる、ということになるのか。しかし、それは殺人になるのではないか。
「人は、自分の意思があってこそ人たる」とすれば、意思を表明できなくなったら、人ではないのか。
では、「意思がなくても、体が生命を保っていれば人である」とすれば、このままずっと、体力が衰えるまで介護を続けなくてはならない。

介護を続けるにしても、やめるにしても(やめることなんてできるのか?)、これは大変難しい選択だ。
僕がこのご主人の立場になったとしても、どうしたらいいかわからない。
おそらく、彼女の回復を信じ、できる限り介護を続けることになるだろう。

人は誰でも安らかな死を望んでいる。しかし、いつ何が起きるかわからない。不幸にして、自分がそういう状態になったときのことを考えたら、どこかに自分の意思を明らかにしておくことも大事だなと思ったので、いまこのブログにとりあえず書いておこうと思いたった。
今の時点での僕の意思はこうだ。
「1年待って、意識が戻らなかったら、延命措置をやめてくれ。ありがとう」

数ヶ月前、尊厳死云々のニュースを見たときは他人事にしか思わなかったのですが、今回、改めて自分事としてとらえたとき、「人として生きる」ことの意味を考えさせられた一日でした。

同様の患者さんを抱えていらっしゃるご家族の皆さんのお気持ちを心よりお察し致します。こういうとき、なんて声をかけてあげたらいいんだろう。「頑張って」じゃないし・・・。これは繊細な日本語でも、言葉にならない感情ですね。

2006年05月08日 10:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年05月01日

203.人間ドック初体験!

先週、生まれてはじめて人間ドックに入りました。いたって健康なんですが、一度くらいちゃんとみておこうかと。脳のMRI までやりました。すべてが初体験でおもしろかったかな。
さんざん「オエッてなるよ」と脅され、恐れていた胃カメラも、麻酔みたいのを打たれ、ウトウトするうちに終了。痛みゼロでした。
びっくりしたのは直腸の触診。いきなりお尻にズブッと指を入れられ、ぐるっと回された。「おおっ」
でも一番つらかったのは、大腸の内視鏡検査。これは下剤やら、水やらをたくさん飲まなくてはいけない(腸の中をきれいにするために)。病室に500ミリリットルのお茶のペットボトルが4,5本並び、「はい、これ明日までに全部飲んでください」といわれたのには参った。こちらも、点滴に混ぜて麻酔を入れたのか、いつカメラが入ったのか、まったく自覚なしで終わってしまいました。
嬉しかったのは、検査のあと、上階のレストランの食券を渡され「これで好きなもの食べてきてください」と言われたこと。半日何も食べなかったあとのメシは、ウマカッタです(笑。
車なんて、2,3年に1回車検をしますが、自分の体ってつい忘れがち。ぜひたまには人間ドックで、「車検」ならぬ「人検?」をしましょうね。健康がすべての土台ですから。
五月。気持ちいい季節ですね。

2006年05月01日 10:43 | コメント (0) | トラックバック (0)


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