川村透の週刊ブログ

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2005年07月04日

161. 身近な中国人

ボクはマッサージが好きなので、よくいくのだが、そこでいつもやってもらうのが陸さんという中国人の彼。彼とはよく話をする。この前のデモのこと、歴史認識のこと・・・。中国人からみた同じ問題の視点を聞くのはとてもおもしろい。
要は、私たちだって、ずっと「原爆の悲劇を忘れるな」といい続けている。それと同じような感覚らしい。
人はしたことは忘れるが、されたことは覚えている。それは国同士でも同じなのかもしれない。僕は戦争でなにがあったか、その真実は知らない。いままで日本人の立場から中国側の態度をみて「なんでそんなに昔のことにこだわるんだろう」と思っていたが、私たちだって広島、長崎、沖縄のことを風化させまいとしている。そう考えると、わからないでもないなあと思った。いや、新聞やテレビを読んでいるより、よっぽど国際感覚の勉強になりますわ。でも、おもしろかったのは、「日本に何年いるんですか?」と聞いたらこう返事が返ってきたこと。「もうすぐ10年ですよ。日中戦争より長い!」
10年といわれて、日中戦争と比べるとは!やはり、それだけ歴史が叩き込まれているんですね。
「8・6ナガサキ、8・9ヒロシマ」みたいなのでしょう。
相手の立場に立ってものごと考える、というのは、こういうことなのかなあ、と思いながら足つぼを押してもらってました。「アッイテッ!」

2005年07月04日 00:13

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